内容説明
この本は、基礎となる『乳児編』、『幼児 実践編(上巻)』に続く『幼児 実践編(下巻)=人間になる』です。子どもたちが自然と遊ぶ中で知った「命や自然の営み」、生活の中で気づき想像した「大人の世界」。そこから生まれた、遊びのルールの多様さ・豊かさ・面白さ・奥深さは、驚くばかりです。その代表的な遊びを、できるだけ解りやすく紹介しています。『幼児 理論編』を参考にしつつ、『幼児 実践編(上巻)』と共に活用していただけると、嬉しいです。音楽教室で使える課業やカリキュラムのサンプルも紹介しています。
目次
第1章 「うたのある」暮らし(人間になる)
第2章 まず実践しましょう!その為に(わらべうた遊びの分類表(年齢別)
決めて、実践し、試してみましょう
演習・実践・ポイント(この本の使い方))
第3章 各遊びの実践例とポイント(役交代(社会生活の出発点=私と社会 2つの世界 3つの世界)
門くぐり(人生の節目・階段)実践・ポイント
勝負遊び(気持ちの落とし所)実践・ポイント
隊伍を組んで(共動の遊び・形の想像力)実践・ポイント)
第4章 音楽教室での課業とカリキュラム(音楽教室での課業;音楽教室のカリキュラム)
著者等紹介
十時やよい[トトキヤヨイ]
桐朋女子高校音楽科・桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業後福岡でコダーイを学ぶ。1980年に佐賀で音楽教室を始め、佐賀コダーイ芸術教育研究会を設立。Ugrin G´abor・Arany J´anos・Rozgonyi ´Eva・Kocs´arn´e Herboly Ildik´o・陣内直氏を招いてのソルフェージュ・合唱セミナーを毎年開催。ピアノ教育の教材と方法論「メヌエット」、ピアノ教師の演奏グループ「Sinfoniaひびき」、弦楽教師中心のアンサンブル演奏グループ「Corda vuota」などの各種教師の勉強会設立。2008年佐賀芸術文化功労章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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