内容説明
乳幼児期から「わらべうた」を遊び「わらべうた」からソルフェージュや合唱を始め、ピアノもヴァイオリンも「わらべうた」を弾くことから始めます。ハンガリーの教科書を参考に子どもたちの成長に合わせて行ってきたレッスンの経験をもとに、“日本のわらべうたから始める”教科書やカルタやカードなどの教材を作ってきた、その出発点となる本です。初めての方でもすぐ計画的に実践できるように、佐賀の先生方と作成した“乳児の発達段階にそった「遊ばせ遊び」一覧表”もあります。
目次
第1章 「わらべうた」って何?遊びの種類(コダーイ音楽教育を始める前に;乳幼児6年間 ほか)
第2章 「美的遊び」を目指して(「美的遊び」とは、どんなことでしょう?;「わらべうた」を子どもにする前に、大人同士で実践しましょう!)
第3章 イラスト&解説でよくわかる!「遊ばせ遊び」(触る遊び;見る遊び ほか)
第4章 まとめ「わらべうた」が子どもの財産となる為に(大人である私たちは、何を心にとめて、子どもの遊びを伝えていけば良いのでしょうか?;音楽的な美しさ ほか)
付録 音楽教室のために 佐賀コダーイ音楽教室カリキュラム(乳児クラスの目的とレッスンの概要;乳児クラスのレッスンの計画について ほか)
著者等紹介
十時やよい[トトキヤヨイ]
桐朋女子高校音楽科・桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業後福岡でコダーイを学ぶ。1980年に佐賀で音楽教室を始め、佐賀コダーイ芸術教育研究会を設立。ソルフェージュ・合唱セミナーを毎年開催。ピアノ教育の教材と方法論「メヌエット」、ピアノ教師の演奏グループ「Sinfoniaひびき」、弦楽教師中心のアンサンブル演奏グループ「Corda vuota」などの各種教師の勉強会設立。「日本コダーイ協会全国大会in佐賀’97」実行委員長。元日本コダーイ協会理事・国際コダーイ協会会員。佐賀コダーイセンター主宰。「佐賀わらべうたセミナー」「佐賀保育セミナー」主催。2008年佐賀県芸術文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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