内容説明
合唱は、一体感や達成感を得ることのできる魅力的な活動。でも、音程が取れない子どもや、聴覚障害の子どもにとってはハードルが高い…でも、そんな子どもたちも、実は歌うことが大好きなのです。そこでつくったのが、ボイスアンサンブル。ボイスアンサンブルは、メロディやハーモニーがなく、リズムでつくる合唱です。短い発音の言葉を組み合わせて、それが重なることでとても心地よいリズムアンサンブルが生まれてきます。音楽が苦手でも、音が聞こえなくてもOK。クラスが一つになれるリズム合唱で、心のハーモニーを響かせてみませんか。
目次
1 ボイスアンサンブルでインクルーシブ教育を実現!(ボイスアンサンブルdeインクルーシブ教育;音楽が苦手でも、音が聞こえなくてもOK;合唱はクラスが一つになれる!でもハードルが高い;楽しいだけではだめ、そこに「知」がほしい;ボイスアンサンブル作品は「導入でグッと引き込む!」;ボイスアンサンブルの指導ポイント)
2 すべての子どもが参加できる!ボイスアンサンブル&ボディパーカッション(学校生活;乗り物;自然;観光・グルメ;古今東西)
著者等紹介
山田俊之[ヤマダトシユキ]
九州大谷短期大学教授、福岡女学院大学非常勤講師(教職課程)。小学校、特別支援学校、九州大学(非常勤:教職課程)、九州女子短期大学(教授)勤務を経て現職。九州大学大学院博士後期課程修了(教育システム専攻)。1986年小学校4年担任の時、ボディパーカッション教育法を考案し、現在まで活動を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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