内容説明
収集、編集、発信。教科の「プチPBL」で探究する力を育てる。
目次
1 理論編―探究し続ける人を育てる情報活用型PBL(変化する社会を生き抜く力;古くて新しい「探究」;情報活用型PBLをつくるNADプロセス;探究の質を高めるために)
2 準備編―情報活用型PBLによる探究デザインと学習ツール(探究の物語を描こう;探究の質を点検しよう;学びを助ける方法を工夫しよう)
3 実践編―授業から評価までわかる小・中・高等学校の情報活用型PBLプラン(小学校の情報活用型PBLプラン;中学校の情報活用型PBLプラン;高等学校の情報活用型PBLプラン)
著者等紹介
稲垣忠[イナガキタダシ]
東北学院大学文学部教育学科・教授。博士(情報学)。東北学院大学教養学部講師を経て、2018年より現職。文部科学省「教育の情報化に関する手引」委員、同「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究」委員、同「ICT活用教育アドバイザー」企画評価委員会委員、経済産業省「未来の教室実証事業」教育コーチ等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にくきゅー
1
同僚の紹介で購入。情報活用型=子どもたちが主体的に情報を集め、吟味し、じっくり考えて編集、創造し、切実感をもって他者と伝え合うこと。PBL=社会的に意味のある課題をクラスで共有し、グループで協働しながら、課題解決を目指す学習。情報活用型PBLとは、上記の二つが合わさったものだと理解した。国語においては、社会的に意味のある課題の設定と指導事項、教科書との関連を図るのが難しいのかもしれない。実際にはされているのだろうけど、何のための学習かを子どもと共有する時間は必要になるだろう。ルーブリックが嘘にならぬように2021/02/13