出版社内容情報
短時間で継続的に行うことにより、題材の学習にとって大きな効果が得られる「常時活動」。本書では生徒の実態に合わせて自在に選べて、各領域・分野における生かし方や1人1台端末の活用など工夫にあふれる全学年・70の豊富な活動例を集めました。
内容説明
本書で紹介する70の活動例は、著者の先生方が、目の前の生徒の実態を踏まえ、授業で育成すべき資質・能力を、限られた時間の中で身に付けられるようにする活動を展開するために、言わば「常時活動的」に行ってきた活動を振り返り、短時間で効果的に、常時活動として行うことができるような活動として整理したものです。それぞれの活動はある音楽を形づくっている要素の知覚・感受の質を高めたり、ある指導事項に示された資質・能力の育成に寄与したりするものです。年間45時間または35時間という授業時数の中で、70もの常時活動を取り入れることはもちろん無理ですので、目の前の生徒を思い浮かべ、その生徒たちにとって有効だと思うものを取り入れてみてください。
目次
第1章 中学校音楽の「常時活動」のポイント(「常時活動」と題材の学習との関連;各領域・分野における「常時活動」の活かし方;「常時活動」における1人1台端末の活用;第2章の読み方)
第2章 中学校音楽の「常時活動」アイデア70(歌唱;器楽;創作;鑑賞;歌唱・器楽;歌唱・器楽・鑑賞;楽器・創作;楽器・鑑賞;鑑賞・創作;表現;全領域・分野)
著者等紹介
臼井学[ウスイマナブ]
長野県教育委員会事務局学びの改革支援課教育主幹兼義務教育指導係長。長野県内公立中学校教諭、信州大学教育学部附属長野中学校教諭、長野県教育委員会指導主事、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、信州大学教育学部附属長野中学校副校長を経て、令和3年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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