内容説明
清掃指導の大切さを頭では理解しつつも、子どもたちを上手に動かすことができないと悩んでいる教師は少なくありません。例えば、当番の役割分担や清掃用具の扱い方、清掃中のマナーや美化のコツ、掃除サボりへの対応、日常美化への心配りなど、優れた教師が実践している清掃指導には必ずこだわりのポイントや配慮事項があります。たかが清掃指導、されど清掃指導。子どもたちの心身の健康と、集団としての協調性を養う絶好の機会として、全国の実践家の先生方よりその多様な指導のコツと工夫、子どもたちが気持ちよく動ける環境づくりのポイントについてまとめていただきました。
目次
小学校低学年(清掃指導で何を育てるか;笑顔あふれる清掃の時間に―清掃は本来気持ちのよいもの;よし!今日もキレイにするぞっ!;清掃指導から集団づくりへ)
小学校中学年(君は今日から掃除免許1級だ!!;子どもが変わるという事実に教師も変わる―「教師としてのあり方・考え方」を掃除から学ぶ;掃除ができることはステイタス;“心を磨き、心を鍛える”―子どもの自主性・自立性を育てる清掃指導)
小学校高学年(教師が率先して「動く」;子どもと一緒に掃除をつくる―うまくいかない時こそ楽しむ!;「みっけ掃除」で自主性を育てる清掃指導;心を磨く清掃指導)
中学校(トイレの神様が降りてくる!?;生徒同士で心を磨き合う清掃活動;生徒とつながる清掃指導―“特別な○○”でやる気アップ;ちょっと楽しい清掃活動)
著者等紹介
山下幸[ヤマシタミユキ]
1970年北海道苫前町生。北海道教育大学岩見沢校卒。1992年北海道空知管内小学校教員として採用。1995年「研究集団ことのは」に入会。現札幌市立幌東中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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