内容説明
給食指導も学校教育・集団指導・自立訓練の一つであるとすれば、そこには給食に対するルールとマナーに基づく明確な指導法が必要です。例えば、当番の役割分担や配膳の仕方、おかわりのルールや食事中のマナー、好き嫌いへの対応、給食の座席隊形、雰囲気作りの方法、後片付けのコツ…など。たかが給食指導、されど給食指導。本書では、子どもたちの心身の健康と集団としての協調性を養う絶好の機会として、全国の実践家の先生方よりその多様な給食指導のコツと工夫についてまとめていただきました。
目次
小学校低学年(平等を保障するシステムで楽しい時間に;給食指導は「静寂」が命;1年生はじめての給食―好き嫌いの指導を考える;給食指導から集団づくりへ)
小学校中学年(子どもたちの成長と給食当番廃止;子どもと楽しむために「ちょっと頑張る」;給食指導の根底に学級のバックボーンを;実態にあわせてバージョンアップ)
小学校高学年(心を育て、チームワークを高める給食指導;「目指せ三かん王!」で全員が楽しい給食;秩序ある給食時間が学級を形づくる―失敗から学んだ給食指導;給食レンジャー参上!学校給食の価値を高めるための指導)
中学校(右肩上がりの給食生活!?;給食で「気づき・考え・行動する」力を育てる;学年システムで「給食指導」を徹底しよう;給食指導で学級に潤いを)
著者等紹介
山下幸[ヤマシタミユキ]
1970年北海道苫前町生。北海道教育大学岩見沢校卒。1992年北海道空知管内小学校教員として採用。1995年「研究集団ことのは」に入会。現札幌市立幌東中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mori
KsK