出版社内容情報
生徒を主体とした探究学習の授業デザインから、探究のプロセス別のチェックリストや指導のポイント、アップデート法や評価まで、押さえておきたい理論と実践例をわかりやすく解説した1冊。すぐ役立つ生徒の悩みごとの乗り越え方、課題設定シートなどの実物資料も満載!
内容説明
探究学習について、以下のような疑問が浮かんだことはありませんか。「なぜ探究をしないといけないの?意義や目的は?」「生徒の探究が進んでいない。どんなサポートをしたらよいの?」「探究は労力がかかる。もっと生徒が自走できる方法はない?」本書は、このようなお悩みをお持ちの先生方に向けて「探究のお悩み解決アイデア」をまとめた実践書です。本書における「探究」とは、総合的な探究の時間を中心に示していますが、本書の内容は、教科の探究にも役立つヒントを提供しています。
目次
探究学習ガイダンス
探究学習のデザイン
探究プロセス別のチェックリスト
「課題の設定」の指導のポイント
「情報の収集」の指導のポイント
「整理・分析」の指導のポイント
「課題解決策の実行」の指導のポイント
「まとめ・表現」の指導のポイント
「振り返り」の指導のポイント
高度化・自律化を目指した探究学習のアップデート
生徒同士&教員同士のチームワークのアップデート
探究学習の日常への応用
探究学習の評価
著者等紹介
上山晋平[カミヤマシンペイ]
1978年広島県福山市生まれ。広島県立福山誠之館高等学校卒業後、山口大学教育学部入学。2000年からオーストラリア・キャンベラ大学に交換留学。その後、庄原市立東城中学校、中高一貫校の福山市立福山中学校に勤務。2009年から同校の高校教諭となる。英語教育・達人セミナーや研究会、校内研修、学会、ALT研修会等で発表を行う。ESDやSDGsを取り入れ、校外機関と連携を行い、タイのバンコクでのユネスコの国際会議でプレゼンを行うなど、新しい教育、学校づくりに励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。