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内容説明
専門的な研究知見に基づく、世界一やさしい解説書。こだわり・感覚の特徴から認知・学習まで、しっかりわかる自閉症スタイル。
目次
第1章 自閉症のある子どものことば・コミュニケーション・認知(自閉症とは?;ことばとコミュニケーションの問題;ことばとコミュニケーションの理論 ほか)
第2章 自閉症のある子どものことばとコミュニケーションの支援(自閉症のある子どもへの支援の原則;構造化;ソーシャルストーリー ほか)
第3章 教室の中の自閉症のある子どもたち(みんなと楽しく話がしたい;友達や先生の応援があれば大丈夫;なぜ自分だけ静かにしないといけないの? ほか)
著者等紹介
藤野博[フジノヒロシ]
東京学芸大学大学院教育学研究科(教職大学院)教授。東京学芸大学附属特別支援学校長。1961年、埼玉県生まれ。東北大学大学院博士前期課程修了。博士(教育学)。言語聴覚士。公認心理師。1986年より東北厚生年金病院にて言語聴覚士として勤務。川崎医療福祉大学を経て、1998年に東京学芸大学専任講師。2001年、同助教授。2007年、同准教授。2009年、同教授。2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breathingroom
2
『特別支援教育の実践情報』の連載記事をもとにした、自閉スペクトラム症(ASD)の主にコミュニケーション支援に焦点を当てた解説書。連載がもとのためなのか、1つ1つの記述が分かりやすいものの浅く、また「弱い中枢性統合」「道徳判断」「共同注意」など理論がずらずら並びアカデミックに偏っている印象があります。これでは現場の支援に役立てるまでにはいかないのではないでしょうか。後半の支援の実際も、大学院生(おそらくは自分の研究室の大学院生)に支援をお願いするなど、どこの現場でもできる実践例とはなっていません。2024/04/30
luckyair
2
かなり理論に偏っている印象。これをもって理解したつもりになってしまうと、実際の対応の場では戸惑ってしまうかもしれない。知識として知る分には多少は役立つかもしれないが、本人の感覚に対するスポットライトがあまり当たっておらず、対応内容についても記述が物足りなかった。★★☆2023/11/12