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出版社内容情報
増加傾向にあると言われる不登校。不登校の原因も多様化し、子どもの状況により、支援にも色々な形が考えられます。正解がない令和ならではの不登校に教師として、またチームとしてどのように対応するか。教師と子どもの場面別の会話例も入れて丁寧に解説しました。
【目次】
内容説明
自分の価値を見失っている子ども。子どもの将来に絶望し悩んでいる保護者。1人で問題を抱え、自分の無力さを責め苦しむ先生。そんな人たちの力となれることを願って、令和型マップシリーズの第3弾として本書を上梓できたことをうれしく思います。時代の変化によって学校と子どものミスマッチは年々大きくなります。不登校は個人の問題ではなく、ミスマッチによるシステムエラーという側面をもちます。システムの問題に担任1人で立ち向かうことはできません。様々な個性や機能をもったメンバーが手を取り合って、子どもや保護者を支えていく。そんなチームが必要なのです。本書では、実際の指導場面をもとにして、不登校の子どもたちを回復させるための方法を具体的に紹介しました。本書を契機として、不登校の子どもにチームで対応できる学校が増えることを願っています。
目次
INTRODUCTION 大人の苦しみ 子どもの苦しみ チーム対応の重要性
第1章 不登校の子どもを支える3つの機能
第2章 子どもの現在地から考える
第3章 チームの役割
第4章 チーム対応の勘所 子ども対応の「あいうえお」
第5章 保護者の現在地から考える
第6章 保護者の気持ち 子どもの気持ち
第7章 実践事例1 小学校と中学校の継続した支援体制の構築
第8章 実践事例2 不登校支援システム
著者等紹介
千葉孝司[チバコウジ]
1970年、北海道生まれ。元公立中学校教諭。ちばTラボ代表。ピンクシャツデーとかち発起人代表。いじめ防止や不登校に関する啓発活動に取り組み、カナダ発のいじめ防止運動ピンクシャツデーの普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。