出版社内容情報
子どもたちが主体的な学びを実現するための発問づくりの考え方と技術とは?発問の基礎基本からその分類と組織化の方法、「良い発問」の条件から見方・考え方を育てる発問のつくり方、子どもの思考を揺さぶる発問から授業展開まで。発問づくりの秘訣を凝縮した1冊です。
内容説明
発問は、単に知識を伝え思考を促すだけでなく、子どもの内面にある好奇心を喚起し、問題発見から問題解決に至る主体的な学習を促します。また、教材との積極的な対話の架け橋ともなります。本書は、子どもたちが主体的な学びを進めるための発問の考え方と技術に焦点をあて、その位置付けと役割、教室内の対話を豊かにするための理論と方法についてまとめました。
目次
第1章 発問研究の歴史
第2章 主体的な学びを引き出す「よい発問」の条件とは
第3章 発問の分類と組織化
第4章 「発問」づくりの基礎基本
第5章 見方・考え方を働かせる発問のつくり方
第6章 子どもの思考とあり方をゆり動かす発問観
第7章 子どもの側からの問い
第8章 学習者主体の授業を考える
著者等紹介
宗實直樹[ムネザネナオキ]
関西学院初等教諭。1977年兵庫県姫路市夢前町に生まれる。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現任校へ。研究主任を務める。2023年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。修士(教育学)。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的実践を繰り返す。ブログ「社会のタネ」において、社会科理論や実践を中心に日々発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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