内容説明
「学びの知恵」を素通りすることなく、真摯な姿勢でこれに立ち向かい、これを解剖する時期がいよいよ我が国にも到来した。授業という具体的レベルにおいて「学びの知恵」の解剖と「学びの知恵を働かせる」授業づくりの処方箋を提示することが急務であるという社会的要請を受け、本書では「知恵」という漠とした概念を授業レベルにまで下ろし実践の提案をする。
目次
第1章 これからの子どもたちに求められる力(変化の激しい社会で生きるために;全国学力・学習状況調査から考える ほか)
第2章 「学びの知恵」を働かせる授業づくり(「学びの知恵」について;学びの知恵を働かせる授業づくりの条件)
第3章 学びの知恵を働かせる授業づくりの構想(学びの知恵を働かせる教材化の工夫;学びの知恵を働かせるプロセスの構築 ほか)
第4章 各教科・領域等の具体的な授業づくり(国語科 言葉を使いこなす子どもを育てる授業づくり;社会科 社会的な見方や考え方を意欲的に深める子どもを育てる授業づくり ほか)