出版社内容情報
明るく楽しそうなクラスほど、先生は子どもの話をよく「聞いて」います。子どもが話したくなる状況設定から、言葉を引き出すアイテムやツール、困った場面で役立つテクニック、様々な状況の子に応じた事例・エピソードまで、「聞き方」の知識と経験が詰まった1冊。
内容説明
「その子」の言葉が、聞こえていますか?話を引き出すコミック会話、気持ちを和らげるホワイトボード、その子の背景に語りかける兄弟の話、聞いているよと伝えるアイコンタクト。子どもの心の声を引き出す。
目次
第1章 子どもの心を開く教師になるために(子どもは「心を開く」ものなのか;心は推し量るしかないもの;「心を開く」とは受け止め方のこと ほか)
第2章 子どもの心を開く「聞き方」の技術(基礎・基本;場をつくる技術;言葉を引き出す技術)
第3章 ケース別でよくわかる教師の「聞き方」(家ではよく話すのに、学校では話さない子;いつも職員室の入り口で待っている子;吃音の子/特定の音が言いづらい子 ほか)
著者等紹介
渡邊満昭[ワタナベミツアキ]
静岡県公立小学校教諭。伊豆半島各地と静岡市で小・中学校各学年を担任。また、特別支援学級、通級指導教室、特別支援学校に勤務。子どもとともに歩み、時には走り、その子の好きなこと・得意なことを見出し、見守り支えつつ将来の自立や自己実現につなぐことを目標としている。専門分野は学校生活での心理支援、特別支援教育、ユニバーサルな野外・環境教育、保健体育。県内各大学、幼稚園・小・中学校、保護者、一般向けの講演・研修会講師は、45回を数える。公認心理師、学校心理士、学校カウンセラー、野外教育インタープリター、JSP0公認陸上競技コーチ1。日本教育相談学会静岡支部、日本学校心理士会、静岡県公認心理師協会、静岡県生活科・総合的学習教育学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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