出版社内容情報
学校における人材育成は喫緊の課題です。学年主任、中堅・次世代リーダー、教頭や校長など、学校リーダーとしての人材育成の勘所を、教育行政歴10年の著者が「マインドセット」「学校経営」「接遇・法令遵守」「仕事術」「組織運営」などの切り口から解説しました。
内容説明
褒める力量に大差なし・叱る力量に大差あり。「護送船団方式」と「フラッグシップ方式」。校長は“徳川家康”、先陣を切らない。勝利の方程式ではなく、勝負の方程式を。「安定」をとるか「冒険」をとるか…。アウトプットが良質なインプットを導く。
目次
第1章 人材を育成するための心の構え
第2章 校長自身の「日々の構え」を戒める
第3章 校長自身の「学校経営力」を高める
第4章 職員の「接遇・法令遵守力」を高める
第5章 教師の「仕事術」を育てる
第6章 次世代リーダーの「組織運営力」を高める
著者等紹介
西村健吾[ニシムラケンゴ]
1973年鳥取県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、鳥取県の公立小学校で勤務。2014年から2024年まで、米子市教育委員会事務局学校教育課に10年間(指導主事4年‐指導係長1年‐課長4年‐教育委員会事務局次長1年)勤務。現在、米子市立福生東小学校長を務める。教育サークル「EGANA教育サークル」顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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家主
1
22C ザッと読んだ。思いっきり校長向けの本だった。まだ自分には早かった。でも、読んでると自分の学校の校長を思い浮かべた。校長の態度や言動の意味が少しわかる。うちの校長は、やっぱりすごい。いつも上機嫌。徳川家康のように、プレーヤーになり過ぎないように、きっと意識しているんだ。自分も将来、そんなリーダーになりたい。自分でやった方が「早い安い美味い」。でも、そこを我慢して部下に任せるのが人材育成。部下がやると70点でも、我慢して任せる。部下が成長すれば、組織の成長となる。これは大事な考えだ。2025/04/02
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