内容説明
「授業とは何をどうすることか」ということから書き始め、授業の腕をあげるには「目標をしっかりもつことの大切さ」などをはじめに述べた。それから、教材開発に必要な基礎技術や指導技術の向上法、楽しい学級づくりの技術など基礎的な授業技術の向上法を述べた。
目次
授業とは「何を」「どうすることか」考えよう
目標とする授業のイメージをしっかりもって努力しよう
教材開発に必要な基礎技術を具体を通して体得しよう
指導技術の向上に日夜努力しよう
楽しい学級づくりの技術を体得しよう
学習意欲の高め方を常に工夫しよう
パフォーマンス・トレーニングをしよう
子どもを「見る目」を常にみがこう
常にユーモア精神をもち、明るく子どもと対応しよう
教師は常に実力・人格・他人との対応を見られていることを考えて行動しよう
一八の学習技能を鍛える授業を常に考えよう
「プロ教師」をめざして授業改革に挑戦しよう
著者等紹介
有田和正[アリタカズマサ]
1935年福岡県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒業。福岡県の公立校、福岡教育大学附属小倉小学校、筑波大学附属小学校を経て愛知教育大学教授。1999年3月愛知教育大学定年退官。教材・授業開発研究所代表、月刊『教材開発』(明治図書)編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gissy
1
1年半前くらいに同勤していた先生からこの有田先生の本を薦められたことを思い出し、数冊集めてみたうちの一冊。当たり前のことなのですが、なかなか出来ていない自分に気がつける一冊でした。修行が足りませんね(^^;;2016/02/21
えぬ
1
学び多い本。学んでいく方向性が見えた気がする。指導力向上への努力学習意欲を高める努力ユーモアをつける努力見る目を磨く努力人格を磨く努力続けます。2014/01/06
99keimi
0
有田先生の本は初めて読んだ。心に残ったことは「すべてのものを師にせよ」「本をたくさん読む」「入門書をたくさん読んでいた時期があった。」2022/02/12
き
0
授業は勝負であり、勉強観を変えること。授業で最も大切なことは「これだけは何としても教えたい」という内容を教材研究を通して「鮮明につかむ」ことである。2020/04/17