内容説明
「ツボ」には、物事の大切なところ、急所、要所という意味があります。国語の学習にもこのような「国語のツボ」が存在します。それが「用語」「方法」「原理・原則」です。本書は、このような“ツボ”を習得し活用する国語の力の育成を目指しています。
目次
第1章 これからの教育の方向と国語における「用語」「方法」「原理・原則」―論理的に考えるための国語のツボ(今、国語の授業は?;これからの教育の方向は;「考える国語」とは?;「考える国語」の問題解決学習)
第2章 具体例でよく分かる!「考える国語」を実現する指導のワザ―知識・技能にもとづいた国語授業づくり(物語文編;説明文編;詩編;俳句・短歌編;漢字編)
著者等紹介
白石範孝[シライシノリタカ]
1955年、鹿児島生まれ。東京都小学校教諭、筑波大学附属小学校教諭を経て、2016年4月より、明星大学客員教授、2017年4月より、常勤教授。「考える国語」研究会千尋の会会長、「考える国語」セミナー会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろ
3
以前白石先生の本を読んで、「これは高校生にも使える!」と思ったので現段階で一番新しいこの本を読みました。第1章で国語の授業全体で目指す方向性を確認し、第2章で物語文、説明文、詩、俳句・短歌、漢字の指導法を解説されています。特に前半の物語文(小説)と説明文(評論)については、とても勉強になりました。おそらく小学生向けの授業で使われている用語で解説されているので、物語文における「中心人物」や「対人物」の概念も分かりやすかったです。2019/02/13
チュピスケ
0
国語の授業を、ちゃんと、したい!そう思わせてくれた本。常に学び続けないとね。頑張ろう。2019/01/24