内容説明
私にとってメモとは食事をすることと同じであり、睡眠と同じであり、呼吸をすることと同じなのです。つまり、自分自身のライフラインの中にメモが組み込まれると、日常生活を繰り返すことがそのまま人生の向上につながるのです。教師としての自分の生き方の向上につながるのです。この本では、きれいごとではなく、私自身が実感した、教師の、教師による、教師のためのメモ活用について述べていきます。メモをする行為が教師としての日常を変えるということ。教師の「日常」、それは「授業」です。授業の質を上げるためのすごいメモ、始めてみませんか。
目次
第1章 授業の質を上げるメモ
第2章 「4種類のメモ」のとり方
第3章 実務メモのとり方と活用
第4章 子どもメモのとり方と活用
第5章 授業メモのとり方と活用
第6章 アイデアメモのとり方と活用
著者等紹介
森川正樹[モリカワマサキ]
兵庫教育大学大学院言語系教育分野(国語)修了、学校教育学修士、関西学院初等部教諭。令和2年版学校図書教科書編集委員。教師の詳細辞典セミナー講師、全国大学国語教育学会会員、教師塾「あまから」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jotadanobu
1
以前にも何かで森川先生のメモ術を読んだことがあったが、さらに詳細で具体的。罫線があるかないかというところからデザインまで、いろいろなメモ愛とその重要性が感じられ、メモの習慣を改めてバージョンアップしたいと思った。2024/08/23
寺口大貴
0
★★★★✩ メモがしたくなる本。これも書いとかな!あれも書いとかな!と必要に迫られて書くけど、森川先生はメモを書くことを楽しんでいる。 メモとは鮮度が命で、感じたことをその時にメモを取ることで、感じ取る力が高まる。その積み重ねが力量形成なんだなぁ、と思う。2024/10/18