内容説明
本書では、文学的文章(物語)教材における対話的に学び合う読みの授業づくりに向けて、必要な教師の考え方やポイントについて、授業づくりの段階に応じた10のステップで解説しています。ステップ1と2では、「学び合う読みの授業」のイメージや教師の授業をつくる力について述べ、「読む」ということについて理解を深めていきます。ステップ3から5では、教材研究について考え、子どもたちの思考を深める発問の組み立てのポイントについても述べていきます。ステップ6から10では、実践場面での具体的な指導について考えます。
目次
学び合う読みの授業イメージをもとう
「読む」について理解しよう
教材研究(教材を分析・解釈してみよう;指導方法を構想しよう;学び合いを生み出し、読みを深める発問を組み立てよう)
実践(導入場面 イメージを問い、子どもの課題意識を喚起しよう;展開場面1 ペアトークを通して自分の考えの根拠と解釈を明確にさせよう;展開場面2 全体交流を組織し、「深める問い」で解釈を深めさせよう;終末場面 自分の学びを見つめさせるまとめ・振り返りをさせよう;子どもの学びをフィードバックし、学びへの意欲をさらに高めよう)
著者等紹介
立石泰之[タテイシヤスユキ]
1972年、福岡県春日市に生まれる。東京学芸大学卒業。福岡県公立小学校教諭、広島大学附属小学校教諭を経て、現在、福岡県教育センター指導主事。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会会員。全国国語授業研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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