内容説明
本書は、附属島田中学校の教師が、教科を学習することの意義や価値、あるいはその教科の魅力に着目し、目の前の生徒の表れを詳細に追跡しながら取り組んできたことをまとめた、「授業の実際が見える研究書」である。
目次
序 私たちの教育研究の課題と展望―“新たな世界”に出会う授業づくり(「学校知」と「苦役的学習観」の学校状況下で;「いじめ」と「学級崩壊」の学校状況下で;“新たな世界”との出会いを通した“自分探し”の授業づくりを ほか)
第1章 生徒が教科の本質や魅力に出会う授業(教師が「学ぶこと」を問い直すことから始まる;生徒に「新たな世界」との出会いを;授業をどうつくるか)
第2章 どうですかこんな授業(国語科/「ことばの受信」型学習からの脱却を;社会科/「ああ、なるほど…社会科を勉強するってこういうことか」と言わせてみたい;数学科/数学の魅力は、そのプロセスにある ほか)