出版社内容情報
教師の働きかけ、歯ごたえのある学習内容次第で、5年生はどこまでも果てしなく伸びていきます。とりわけ、「関連付けること」に重点を置いて指導し、自分の頭を使って共通性や相違点を見出していくことで、教材・教科の枠を飛び越えて子どもの思考は深まっていきます。
内容説明
高学年特有の指導すべき事項を押さえよ!5年生では「関連づけること」に重点を置いて指導しましょう。叙述と叙述をバラバラに捉えるのではなく、自分の頭を使って共通性や相違点を見出していく―書かれていること・いないことを、読み取ったり考えたりすることで、子どもの思考は深まっていきます。教材・教科の枠を飛び越えて思考できる力を育てましょう。
目次
序章 5年生の子ども達と国語授業(5年生の子ども達は教師が驚くような力を発揮する;国語授業で5年生の学級をつくる;5年生の国語科指導基本方針;高学年特有の指導すべき事項)
第1章 話すこと・聞くことの指導(聞くことの指導;話すことの指導;話し合いの指導)
第2章 書くことの指導(子ども達の意欲を引き出し、書く量を増やす;日記やピッタリ作文で質を高める ほか)
第3章 読むことの指導(音読指導;文学的文章の指導―書かれていることを結びつけながら、書かれていないことも想像していく ほか)
第4章 ことば“知識・技能”の指導(漢字指導;古文・漢文の指導;敬語の指導;方言の指導)
著者等紹介
土居正博[ドイマサヒロ]
1988年、東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。国語科学習デザイン学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークルKYOSO’s代表。2018年、読売教育賞受賞。2023年、博報賞(奨励賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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