内容説明
通常の学級の特別支援教育と言っても、その取り組みの視点は幅広いものです。そこで本書では、授業の工夫、子どもとの関係、そして「場を変えた」個別の指導支援という視点を示し、先生方の幅広いアイデア・取り組みをご紹介いただきました。「全員に分かりやすくなるような工夫をしてみよう。」「学びにくさを有するあの子どもをイメージした工夫を考えよう。」本書に紡がれたそれぞれの先生方の原稿には、様々な「物語」があります。
目次
1 わかりやすい授業・環境整備(授業のユニバーサルデザイン;ユニバーサルデザインの授業づくり5つの視点;“解説者”探しと「でも楽しい」教室づくり)
2 学びのしかけ(「学びのしかけ」による通常の学級における特別支援教育の深化;「ただ楽しいだけ」の活動をしかける;個の特性、課題から発想する「学びのしかけ」)
3 協同的な学び合い(子ども同士の学び合いの力でユニバーサルデザインな授業ができる!;「協同学習」が特別支援教育を支える)
4 関係支援(支援者や周囲の子どもとの関係をサポートする;ほめ言葉をつむぎ続ける;物語をつむぐ関係支援;子どもとのやり取りを通して指導していくことの大切さ;特別支援をめぐる2つの「協同」)
5 個別支援とのコラボ(個別指導を活かす教室;子どもへの「まなざし」)
著者等紹介
青山新吾[アオヤマシンゴ]
1966年、兵庫県生まれ。1989年より、小学校勤務を経て岡山県教育庁勤務。現在、ノートルダム清心女子大学講師。学校心理士・臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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