国語科重要教材の授業づくり
たしかな教材研究で読み手を育てる「ごんぎつね」の授業

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784181951139
  • NDC分類 375.85
  • Cコード C3337

目次

第1章 教材を分析・解釈する力を高めよう(読者として教材と出合おう;教材「ごんぎつね」を読み解こう;学習の目標を設定しよう)
第2章 指導方法を構想する力を高めよう(学級の実態と教師の力量に応じた指導方法を設定しよう;教材の特性に応じた活動を設定しよう;単元を構想しよう)
第3章 板書と思考の流れで展開がわかる実践!「ごんぎつね」の授業(“第2次”課題について話し合いながら、ごんの心の動きを読んでいき、ごんへの手紙を書く。;“第3次”人物の関係から物語を読み比べ、悲劇が生まれた原因について自分の考えをまとめる。)

著者等紹介

立石泰之[タテイシヤスユキ]
1972年、福岡県春日市に生まれる。東京学芸大学卒業。福岡県公立小学校教諭、広島大学附属小学校教諭を経て、現在、福岡県教育センター指導主事。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会会員。全国国語授業研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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take

1
昨年の夏に読んだものを今更記録。作品の分析だけでなく、様々な指導案、板書案が紹介されている。2022/01/31

gongon

1
一気読み。 教材研究にはもってこい。 『ごんへ、今日は「〜〜」ということについてみんなで話し合ったよ。私は〜〜』と手紙を書く実践、面白いなあ。 二者択一の問いから入るのは全員参加を促すためかな。 「子どもの感想」→(叙述に戻る、根拠となる文に線を引くなど明らかにすることで授業の見通しを持たせる)→「二者択一の問い」この流れが授業の入り方のコツか。2017/11/06

ぴぽ

0
研究を深める度に作品の新たな解釈に気づかされる。定番教材の面白さが分かってきたような気がする。今までは、考えをもたせて交流させ、議論させればいいか、と思っていたが、何を読み取らせたいか、そのためにどんなしかけをするかがとても重要だ。指導目標到達のための手立ては大変参考になった。 文学的文章を研究する時いつも思うが、こういった専門書や指導書無しで読み取らせたいことを見極めて単元を構想するのは、途方もなく遠い道のように思える。他の先生方はどのように研究を深めているのか気になった。2019/10/13

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