内容説明
本書は、大人と子どものギャップではなく、学校内の教職員間の世代のギャップに注目し、このギャップを肯定的に捉え、それぞれの世代のよさを活かしながら、いかにチームにしていくかを論じたものです。全国の学校を訪問する中で、多くのスクールリーダーが、世代を超えていかに教職員を一つのチームにしていったらよいかを悩んでいらっしゃることがわかりました。そんなスクールリーダーにとって本書が学校経営の一つの道標となり、様々な世代の教職員をチームとしてまとめ上げていく水先案内人となれば幸いです。
目次
序章 学校がチームになるとはどういうことなのか
第1章 学校をチームにする5つの基本原則
第2章 教頭・副校長と協力して組織をまとめる法則
第3章 ミドルリーダーを育てて組織をまとめる法則
第4章 一般教員の持ち味を生かして組織をまとめる法則
第5章 学校全体を巻き込み組織力を上げる法則
第6章 保護者・地域との連携から学校をまとめる法則
第7章 意味ある会議・研修にする法則
終章 次世代のスクールリーダーの姿とは
著者等紹介
山田貞二[ヤマダテイジ]
1961年岐阜県羽島市生まれ。1983年度より愛知県公立学校教員として勤務。2011年度より一宮市立大和中学校校長。“荒れた学校”にて道徳を中心に学校再生を目指す。2015年度から2年間は愛知県教育委員会義務教育課主席指導主事として道徳教育を担当。2017年度より一宮市立浅井中学校校長。2021年度より岐阜聖徳学園大学教育学部准教授。2024年度より教授。専門は道徳科の指導法研究で、全国の小中学校にて、年間約100本近くの出前授業と研修を行う。12年間の管理職経験を活かして学校経営の講演の依頼も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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