内容説明
「教師」という仕事が好きでたまらない。このような感覚は、「習慣」がつくります。「習慣」とは「無意識」でやっていることです。ついやってしまっていることです。本書では、教師の仕事がもっと好きになる「習慣」について様々な項目を集めました。
目次
1 クラスがまとまる!習慣12
2 「言葉」でクラスは変わる!習慣10
3 指導場面で光る!習慣15
4 子どもを見つめる!習慣14
5 子どもを巻き込む!習慣9
6 教師をもっと楽しむ!習慣17
著者等紹介
森川正樹[モリカワマサキ]
兵庫県生まれ。兵庫教育大学大学院言語系教育分野(国語)修了、学校教育学修士、関西学院初等部教諭。全国大学国語教育学会会員、教師塾「あまから」代表。県内外で「国語科」「学級経営」などの教員研修、校内研修の講師をつとめる。社会教育活動では、「ネイチャーゲーム講座」「昆虫採集講座」などの講師もつとめる。教師のためのスケジュールブック『TEACHER’S LOG NOTE』(フォーラム・A)のプロデュースをつとめる。「日本シェアリングネイチャー協会」ネイチャーゲームリーダー/「日本キャンプ協会」キャンプディレクター/「日本自然保護協会」自然観察指導員/「CEE」プロジェクトワイルドエデュケーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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の
4
具体的で良い。2015/09/23
Aka
3
以前読んだ「ヒドゥンカリキュラム」の本に似ている。最近は仕事にマイナス感情を抱くことが多かったが、この本を読んで少し頑張ってみようかと前向きになれた。メモは本に書いたのでここには書かないが、サラサラと読みやすい。色々注意することが多く嫌気がさすこともあるが、粘り強く言い続けていいんだと安心した。ただ、そういう時は悪いところに目が行きがちなので、些細なことでも良いところは褒めるのを忘れないようにしたい。行き詰まった時、初心に戻りたい時に読むと◎2021/11/03
ゆう
3
自分の日頃の生活に当てはめながら読むことで、明日からの生活で改善していけることがどんどん頭に浮かんできた!自分の立場やモチベーションをあらためて見つめ直す良いきっかけになった。著者の体験談を読みながら、共感してしまうことも多く、昔の自分の生活を懐かしく振り返りながら楽しめた❗2016/04/03
おのぴき
3
義務向けですが、高校でも実践していきたい内容が沢山ありました。『学級経営とは、教師と子どもたちで「良いあたりまえ」をつくっていく行為』『人は「納得」はしたいけれど、「説得」されたくない生き物』等々、良い言葉が詰まっています。2016/01/02
江口 浩平@教育委員会
3
関西学院初等部教諭の森川正樹先生が学級経営で普段意識している習慣を紹介してくれている本。「自分のことを贔屓してくれていると全員が思っている状態を目指すことですべての子に特別感を」という考え方が紹介されていたが、これこそ教師として最も究極の子どもとの繋がり方であるように思った。そのためには「常に少しでも子どものことを理解できる教師になろうとしているか」を意識し、些細な変化を見逃さないようにしていこうと思う。2015/03/31