内容説明
「問い」は、「言語活動の充実」の要である。「問い」があるからこそ、全体を見通し、ことばの関係が見えてくる。本書は「言語活動の充実」を課題に、「問い」を再考し、「問い」のある言語活動の展開を提案する。これを具現化するために、フォーマットとして示したのが単元化シートであり、授業化シートである。本書には、説明文6本、文字6本、計12本の実践を掲載している。単元化シート、授業化シートにその詳細を表し、できる限り再現できるように努めている。
目次
第1章 「ことばの力」を育てる!「問い」のある言語活動の展開(「問い」のある言語活動の展開―「問い」が言語活動を充実させる!;「問い」を生み出す教材研究―教材の特性から発想する;単元化シートの活用―逆思考で単元をつくる;授業化シートの活用―「思考の深化」を核に)
第2章 物語文―「問い」のある言語活動の展開プラン(“くりかえしものがたり”ブックトークをしよう―第1学年「サラダでげんき」;本の帯を作ろう―第2学年「スーホの白い馬」;私が審査員!オススメ表彰台を作ろう―第3学年「モチモチの木」;「ひとりぼっちのごんへ」お別れの手紙を書こう―第4学年「ごんぎつね」;リーフレットで解説!作品のなぞ―第5学年「注文の多い料理店」;ポップで伝えよう!作品の魅力―第6学年「海の命」)
第3章 説明文―「問い」のある言語活動の展開プラン(好きな動物の赤ちゃんの紹介カードを作ろう―第1学年「どうぶつの赤ちゃん」;ビーバーの巣作り説明書を作ろう―第2学年「ビーバーの大工事」;絵文字の解説書を作ろう―第3学年「くらしと絵文字」;読んで作ろう!生き物Q&Aリーフレット―第4学年「ヤドカリとイソギンチャク」;伝え方の効果をバタフライマップに!―第5学年「生き物は円柱形」;評論文を書こう―第6学年「『鳥獣戯画』を読む」)
著者等紹介
香月正登[カツキマサト]
1967年(昭和42年)福岡県生まれ。山口大学大学院修士課程修了。現在、下関市立小月小学校勤務。全国大学国語教育学会員、全国国語授業研究会理事。国語教育探究の会・中国支部事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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