内容説明
本著は、いまわが国の教育界で最も深刻な現象の一つである『授業崩壊』を解消するために、教育評価学の視点からその解決策を模索し、それにある一定の回答を与えようとの意図で著されたものである。
目次
1 最近の学校教育の状況と『授業崩壊』という深刻な現象(『授業崩壊』という深刻な危機的状況の要因と遠因;これまでの教育改革諸施策と『授業崩壊』の解決策 ほか)
2 「支援システム」と「自学システム」に基づく『授業崩壊』の解決策(教師側の活動に基づく「支援システム」による解決策;子ども側の活動に基づく「自学システム」による解決策 ほか)
3 二つのシステム論を適用しての『授業崩壊』解決のための実践例(評価を重視して生徒の豊かな心と実践力を高める授業実践;「自学」による生徒の自ら学ぶ力を育成する授業実践 ほか)
4 「学力」と「人格」を統合したシステム論による『授業崩壊』の解決策(「学力支援」のシステムから「人格支援」のシステムへ;それぞれの支援者の具体的支援による『授業崩壊』の解消 ほか)