内容説明
子どものどんな姿を見逃してはいけないのか?―それを知っている先生のクラスは変わります!本書で取り上げた場面をささいなことと思われるでしょうか。いいえ、ここが学級崩壊分岐点です。
目次
第1章 炎上直前!見逃してはいけない子どもの姿に効くセリフ(授業編;生活指導編;給食編;学校行事編)
第2章 保護者の信頼はクラスづくりのカギ!真剣に向き合うための決めゼリフ(子どもが喧嘩でケガ!加害者の保護者に先方への連絡をお願いする時;子どものトラブル―加害者の保護者に経緯を報告する時;トラブル転じて保護者と信頼関係をつくれる時;勉強が苦手な子の親と懇談する時(教師が頑張る!編;いいところ応援編;焦らないで編)
連絡帳にコメントする時(欠席連絡への必須文例;ご挨拶への返礼)
保護者から電話相談があった時―寄り添い編
保護者から電話相談があった時―勇気づけ編)
著者等紹介
土作彰[ツチサクアキラ]
1965年大阪府八尾市生まれ。1990年より奈良県の小学校教員となる。2001年に群馬の元小学校教師深澤久氏の学級を参観し衝撃を受ける。以来、教師に必要な「哲学」論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あべし
2
久しぶりに読んだ。 たまたま土作先生のセミナーがオンラインで開催され、この冊子を手にする機会があったからだ。 久しぶりに読んだが、良いことがたくさん書いてある。非常に共感できる話し方だ。その上、厳しさもある。正論なんだが、納得のいく話し方であり、落ち着いた状態であれば、間違いなく子どもたちの心の中に残るであろう話し方だ。 正論で詰めすぎず、されど甘えは許さぬ姿勢で、子どもたちの前に立っていこうと、気持ちを新たにした。 何度読んでも頭には残らない。使わなくちゃ。使って自分のものにしていくのが大事。2020/08/13
椎茸嫌い
0
勉強になった。でもいかにも内容が高学年向きかと。理屈の通じない年代の子たち向けもあるのかなぁ。この筆者の先生が高学年多かったんだろうなぁ。確かにこの先生の学級はいいクラスになりそう。みんなができるかどうかは別にして。2014/10/03