名著復刻
名著復刻 問題解決過程と発問分析―数学的な考え方・態度とその指導〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784181387143
  • NDC分類 375.41
  • Cコード C3037

内容説明

知識や技能だけで数学的な問題は解決できない。知識や技能のもとにあって、それらを生かし、行動を方向づけていく原動力、数学的な考え方及び数学的な態度の育成こそが重要である。膨大な具体例の累積に立脚する確かな理論。第2巻では、数学的な考え方を育てるための具体的な発問の分析と実践事例を示している

目次

第5章 数学的な考え方の構造化(算数・数学の学習活動と問題解決の過程;数学的な考え方の構造化)
第6章 数学的な態度についての先行研究(数学に対する態度及び数学の学習態度の先行研究;目標としての態度の先行研究)
第7章 数学的な態度の構造とその内容(算数・数学で指導する態度の内容決定のための基本的考え;数学的な考え方との関係からとらえた数学的な態度とその構造;数学的な態度)
第8章 数学的な考え方・態度の指導のための発問分析と実験授業(実験授業のねらいと方法;数学的な考え方・態度に焦点を当てた指導の自然さについて―「円の意味」(小学3年)の指導を例として
数学的な考え方・態度に焦点を当てた実験授業その1―「分数の除去」(小学6年)
数学的な考え方・態度に焦点を当てた実験授業その2―「2乗に比例する関数」(中学3年)
指導事例)
第9章 数学的な考え方・態度の構造と発問分析研究のまとめ(数学的な考え方・態度の育成の必要;算数・数学科の目標における数学的な考え方・態度の位置の変遷;数学的な考え方・態度の先行研究;数学的な考え方・態度の内容決定の基本的考え;数学的な考え方の内容と構造化;数学的な態度の意味と構造;数学的な考え方・態度の具体的把握;数学的な考え方・態度の指導の原理―発問分析一覧)

著者等紹介

片桐重男[カタギリシゲオ]
1925年生まれ。東京都立高校教諭、東京教育大学大学院修士課程を経て、東京都立教育研究所指導主事、文部省初等教育教科調査官、横浜国立大学教授、文教大学教授を歴任。新算数教育研究会名誉会長、算数数学教育合同研究会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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