内容説明
フレームリーディングとは、文章を丸ごととらえる読みのこと。第一段階、文章のフレームをとらえる。第二段階、必要に応じて詳細に読む。第三段階、筆者の意図や主張をとらえ、批評する。3つのステップで「深い学び」を実現する!
目次
第1章 フレームリーディングでつくる国語の授業(説明文を読むことは、謎解きすることである;『すがたをかえる大豆』をフレームリーディングで読む;説明的文章の授業三ステップ)
第2章 説明文教材をフレームリーディングで読む(一年生(じどう車くらべ―問いと答えのつながりをとらえる;どうぶつの赤ちゃん―事例の対比をとらえる)
二年生(たんぽぽのちえ―順序と根拠をとらえる;どうぶつ園のじゅうい―事例の順序と意味をとらえる)
三年生(めだか―二つの本論をとらえる;こまを楽しむ―本論と結論のつながりをとらえる)
四年生(アップとルーズで伝える―段落相互のつながりをとらえる;ウミガメの命をつなぐ―大切な言葉(キーワード)を整理しながら要約する)
五年生(生き物は円柱形―大切な言葉(キーワード)から筆者の主張をとらえる
和の文化を受けつぐ-和菓子をさぐる―論の構成から筆者の主張をとらえる)
六年生(『鳥獣戯画』を読む―筆者像と書きぶりのつながりをとらえる;自然に学ぶ暮らし―キーワードを具体化することで筆者の主張をとらえる))
著者等紹介
青木伸生[アオキノブオ]
1965年千葉県生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都の教員を経て現在筑波大学附属小学校教諭。全国国語授業研究会会長、教育出版国語教科書編著者、日本国語教育学会常任理事、國學院栃木短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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