出版社内容情報
最近では、気になる子に振り回され、新学期からうまくいかない学級もあるようです。本書では「かしこさの階段」という独自の考え方で、落ち着いたクラスへと導いてきた著者がその方法を解説。「かしこさの階段」を用いて、クラスをプラスの方向に導いてみませんか。
内容説明
人に暴力を振るう。暴言をわめきちらす。人の物を隠す。学習に取り組もうとしない。表情が暗く覇気がない。あなたが(これから)受け持つ教室には、このような子はいませんか?最近の学校ではこのような「気になる子」が増加していることが問題になっています。「気になるあの子」をどのように理解し、「気になるあの子」をどのような言葉で励まし、「気になるあの子」をどのように成長へと導いていくのか。本書で紹介する「かしこさの階段」が、そんな悩みを解決するためのヒントになればうれしいです。
目次
第1章 教師のマインドを変える
第2章 「かしこさの階段」で階段を見極める
第3章 かしこさを育む言葉かけをする
第4章 関係性に応じた言葉かけをする
第5章 安心感で満たされた教室をつくる
第6章 授業での言葉かけをする
第7章 クラスみんなで「かしこさ」を共有する
著者等紹介
古田直之[フルタナオユキ]
1981年福島県会津若松市生まれ。福島県公立中学校教諭・同県小学校教諭を経て現在は札幌市小学校教諭。教育研究サークル「FURU☆LABO(ふるらぼ)」代表。「学び続ける子どもの育成」をテーマに掲げ、子どもたちが安心して学び続けていける環境づくりを目指して日々実践を重ねている。令和5年度から児童生徒支援担当・生徒指導主任として、困りを抱える子どもたちの援助を行なっている。第35回東書教育賞優秀賞・第17回ちゅうでん教育大賞奨励賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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