内容説明
反差別・人権を最大の価値観とする教育の拡がりを求めて、全国の解放教育実践にかかわってきた著者が、教育現場の先生方とともにすすめてきた授業の展開の実際と、学習の過程で子どもたちの中に人権意識が培われていく姿を、自らの意見と主張を交えながら描き出す。本書の内容は、部落解放・人間解放の営みをすすめる上での道標となり、人権教育の明日を拓く大きな手がかりとなる。
目次
1 我が生いたちに照らされて―二つの道があるなら、辛い方に歩もう
2 想い深き出会いから―大阪の、そして全国の教育現場で
3 人権教育の明日を拓く―なかまたちの熱き思いにふれあって