出版社内容情報
【目次】
内容説明
生成型AIが加速度的に普及し、社会が大きく変化していく中で、子供たちの学びは確実に変化しています。これまでのように、教師が主導して子供たちを牽引するやり方ではなく、教師がコーチングの考え方を持ち、学びを子供たちに委ねて、子供たちの学びに寄り添い、伴走していく姿勢を身に付けることが重要です。そこで本書では、次の視点で取り組んだ授業事例を集めました。個別最適化された、協働的に学ぶことができる事例。自由進度学習や複線型授業の事例。自己調整学習の考え方で進めた事例。探究的な学びやSTEAM教育の事例。本書を参考にして、新たな学びを一緒に進めていきましょう。数年後には、本書で紹介した事例は、令和の主体的な学びのデフォルト・スタンダードになっているはずです。
目次
1 AI時代の教育DX(教育DXとは;教育の情報化の流れ;令和の日本型学校教育)
2 個別最適な学びと自己調整学習(個別最適な学びの視点;個別最適な学びと教師の支援・介入;個別最適な学びの実践)
3 協働学習とクラウド活用(協働学習とは;クラウドの利活用;ICTを活用した協働学習;クラウドを活用した実践)
4 探究のSTEAM化(探究学習とプロジェクト型学習;探究のSTEAM化;STEAM化の実践)
5 AIの教育利用の未来(AIの教育利用の方向性;識別型AIの教育利用;生成型AIの教育活用)
著者等紹介
山本朋弘[ヤマモトトモヒロ]
中村学園大学教育学部 教授。博士(情報科学)、修士(教育学)。東北大学大学院情報科学研究科を早期修了。鹿児島大学教育学部附属教育実践総合センター講師、鹿児島大学大学院教育学研究科准教授を経て、2021年から中村学園大学教育学部教授。文部科学省「教育の情報化に関する手引」検討委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー等、文部科学省の検討委員等を歴任。その他、九州管内の約20の自治体の教育アドバイザーとして関わる。日本教育工学協会副会長、九州教育情報化研究会事務局長、日本教育工学会、日本教育メディア学会の編集委員を務める。日本教育工学会、日本教育心理学会、日本科学教育学会、日本教育メディア学会、日本教育システム情報学会の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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