出版社内容情報
40人規模の生徒集団を動かすために重要となるのが、「生徒たち自身の相互の働きかけ」。本書では、リーダー選出と育成・生活班づくり・給食指導・日直活動・班日誌など様々な場面における、共に高め合い自治を促す学級の「仕組み」づくりのアイデアを紹介しました。
内容説明
本書で述べる最大のポイントは教師自身による働きかけを中心とするのではなく「生徒たち自身の相互の働きかけ」です。学級の「仕組み」づくりを柱とし、生徒たち自身の相互の働きかけによって学級の安定が自動化するようなアイデアを、著者の経験をまとめるような形で書いてあります。
目次
第1章 荒れと崩壊を防ぐ学級の「仕組み」のつくり方(「共に学び高め合う生徒を育てる学級づくり」を目指そう!;荒れと崩壊を防ぐ学級づくりのビジョン・方針・重点を立てよう!)
第2章 荒れと崩壊を防ぐ学級の「仕組み」アイデア54(学級目標づくり;リーダー選出と育成;生活班づくり;話合い活動;給食指導 ほか)
著者等紹介
川端成實[カワバタナルミ]
1963年鹿児島生まれ。鹿児島県日置市上市来中学校校長、学級づくり研究会「ちから」代表。鹿児島県の公立中学校教諭、鹿児島市教育委員会指導主事などを経て、2021年4月から現職。教員生活4年目で学級崩壊を体験し、その学びを元に「共に学び高め合う学級づくり」の実践研究を始める。学級づくりの両輪として「個が生きる集団づくり」と「アドラー心理学」を柱にした取り組みを進める中、2011年には、鹿児島・九州の教員を中心にした「学級づくり研究会『ちから』」を発足させ、学級づくりや授業づくり、生徒指導等に課題を抱える教師の力になりたいと継続的に活動を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。