内容説明
学習スキルが重要なのは、どのようなスキルを用いるかによって、獲得される知のありようが違ってくるからである。読む、聞く、話す、検索する、調査する、表現する、評価する…。学習スキルとは、子どもが学習の対象に迫っていく際に用いる学習の方法や技能である。本書は、知の獲得に働く学習スキルの鍛え方を、実践事例を中心に紹介したものである。
目次
1 学習スキルで学力を付ける(学習スキルで学力を付ける;学習スキルで授業が変わる;学習スキルのミニマム・エッシェンシャルズ)
2 学習スキルで授業を変える(虹の輪タイム 子どもに価値ある課題の設定を―子ども任せ・意図の明確でない体験活動からの脱却;国語・文章表現のスキルで多彩な文章が書ける;図画工作・造形スキルで表現をつくりだす子どもをつくりだす ほか)
3 学習スキルで子どもが変わる(学習スキルで学ぶ力を高める;英語活動・辞典活用のスキルで自分だけの英語表現をGET!;虹の輪タイム(総合的な学習の時間)自己評価スキルで「成長した自分」を実感する ほか)