内容説明
楽しくなければ授業じゃない!群読のゲームから都道府県の暗記ネタまでハッピー先生こと金大竜が、日々の授業をもっと気楽にエンジョイするための工夫やアイデアを大公開!
目次
1 授業の規律をつくろう!―おいしい料理にするための下地づくり(“やらない”のではなく、“知らない”だけ;起立、気をつけ、礼;自分の体を自分でコントロールする ほか)
2 少しの工夫で授業は変わる!―料理のアクセントをつけるスパイス選び(授業のひと言目を意識する;とぼける;指導案は目標を達成するための地図 ほか)
3 クラス全員がハッピーになる!とっておき授業レシピ(いろんな群読に挑戦しよう!;説明文で学んだことを活用しよう!;物語文の学習を生かして作文を書こう! ほか)
著者等紹介
金大竜[キムテリョン]
1980年生まれ。大阪市小学校教員。教育サークル「教育会」代表。「明日の教室」をはじめ、各地のセミナーで講師を務める。「あいさつ自動販売機」など、型にとらわれない個性的な実践が注目を集め、様々なメディアで取り上げられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生ハム
7
目の前にいる子どもとの接し方から全教科の指導まで幅広く扱う、出色の実践書。あらゆる教科で、自分の経験をふまえた上で 「このような実践がありますよ、しましたよ」という紹介。 その背景やねらい、実践によって子供たちにどのような表れがみられたか、と 具体的に書かれているので、面白く読みやすい。 試していくことに、遅すぎると言うことはない。 チャンスを見つけては、子供たちにどんどん働きかけていきたいと思います。 2014/01/13
Eri Yokoyama
0
子どもたちが自分で考えて行動する、そのための教員側からのアプローチのヒントがたくさんつまっていた。授業中のちょっとした言葉かけ、生活の中の指導。毎日が楽しくなりそうだなと思った。2014/06/13
goat
0
金先生の根底にある成長するためには、自分を変えるという強さを感じました。授業をしていても漠然とするのではなく、自分の位置を確認する。「児童」「教材」「指導」この三つを考える。社会の導入で十分に分かっていないことを子どもに気づかせる。見通しをもたせると意欲がちがう。学級は言葉一つ一つによって成長できることに気づかさせます。★★★★2013/10/01
mori
0
金先生の「指導を生み出す7つのポイント」具体性、集中と解放、アセスメントが心に残る。まずは自分が楽しまないと子どもに楽しさも伝えられない。「1を聞いて10を知る」一つの指導に込めた意味を語りながらそういう応用ができる力を子どもに育てていけたらなぁと思う。2013/09/16