感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eiichi
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東井義雄氏の子どもの捉え方が実に謙虚。いや、謙虚というより子どもの事実を発見して、その事実を発見できなかった自分を責めているようにも見える。ベクトルの方向が自分を向いているように感じた。一つ一つの子どもの事実に感動する姿は読んでいる私も感動する。教育技術も共有化されていなかった当時、子どものことを見つめ続け、それこそが教育の本質だと教えていただいたような気がした。2015/07/25
ジャーマン♪
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「そのもうひとつむこうにほんとうの子どもがいる」「子どもは、『子どもたち』のなかに生きている」ということ。今、クラスの子どもたちについて、わかったつもりになっていないかと考えさせられる。授業についても、学ぶことの多い一冊。「川にそって岸をつくっていく工夫」など。2013/08/06
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- 和書
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