内容説明
あなたの所見を見る「管理職の赤裸々目線」を具体例で開示。通知表提出までを「地獄の一週間」にしない仕事習慣づくりのノウハウを子どもも保護者も納得する書き方トレーニングの具体例で紹介。また、保護者に伝わる所見になっているかセルフチェックポイント“お友だち目線、お役所目線、レポーター目線”のドッキリ例を提示!
目次
第1章 通知表提出までの「地獄の1週間」脱出法はこれだ(“書くことがない”状況を救うモノ;評価の補助簿活用実例―成績物情報処理法;評価基準を決める)
第2章 子どもも保護者も納得する書き方トレーニング(「学習と生活の記録」の書き方;所見の書き方トレーニング;記述式の学習評価)
第3章 保護者に伝わる所見―セルフチェック法(わかりにくい言葉;ごまかしの言葉・難解な言葉;重複・くどい言い回し;主語と述語の対応;言葉の使い方;一文中の矛盾;その言葉遣いは間違っている!―「表現便覧」から拾う;「保護者の目」で読み返す;提出前に見直しを―「一人ブレーンストーミング」;添削後の始末をつける)
第4章 「教師目線」で書く所見―さすがプロと言われる勘所(言葉遣いが正しくない所見―「お友達目線」;具体性が乏しい所見―「お役所目線」;傍観者のような所見―「レポーター目線」;「教師目線」の所見;保護者に伝わる所見を;児童・保護者から信頼される教師の所見の秘密;マイナス面をプラス面に変換して伝える)
第5章 教師の人格が疑われる書き方(人権感覚が疑われる書き方;保護者に届かない書き方;品性に欠ける書き方「体言止め」;「ら抜き言葉」;文語調と口語調の混淆;俗語・誤用;絵文字;手柄は子どもに―「秘すれば花なり」)
著者等紹介
駒井隆治[コマイリュウジ]
昭和27年4月14日宮城県生まれ(本籍・岩手県宮古市)。昭和50年3月千葉大学教育学部卒。小学校教育学専修。千葉大学合唱団員として活動。4月東京都公立小学校教諭。平成14年4月世田谷区立中町小学校教頭。平成17年4月渋谷区立代々木小学校副校長。平成21年4月立川市立大山小学校校長。日本教育技術学会、日本言語技術教育学会、日本体育教育技術学会等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。