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内容説明
認知障害をもつ自閉症の子どもにとっては、学習しやすい環境設定、生活しやすい環境設定を考えることは、主体的に学習したり、主体的に生活したり、見通しをもって活動したりする上で欠かせません。本書では、構造化の正しい理解を解説するとともにどのような学習場面、生活場面で、どのような構造化をすれば、自閉症の子どもが、意欲的、主体的に活動し、生活の質を高めることができるのかを5つの領域に分けて、実際に効果の上がった事例を集めてまとめています。学校教育で重要視されている指導内容の大半を取り上げています。
目次
第1章 構造化のねらいと支援のポイント(構造化とは;構造化の正しい理解;機能する構造化のポイント)
第2章 効果的な構造化の実際(基本的生活を確立するための構造化;学習活動に主体的に取り組むための構造化;家庭・学校生活を広げるための構造化;職業生活を充実するための構造化;社会生活を豊かにするための構造化)
著者等紹介
上岡一世[ウエオカカズトシ]
1946年高知県生まれ。高地大学教育学部卒。鳴門教育大学大学院修了。高知大学教育学部附属中学校教諭(特殊学級)、愛媛大学教育学部附属養護学校教諭、愛媛大学教育学部助教授を経て、愛媛大学教育学部教授、愛媛大学教育学部附属特別支援学校校長。専門は特別支援教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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