内容説明
日記に何の意味あるんですか―なんて声が出ない学級。提出率の激減が起らない日記の書かせ方。保護者の声を学級通信に入れる。周りが待ち望んでいる学級通信と日記を連動させると大きなうねりとなって学級集団が動き出す。そんな日記と学級通信の書き方のヒミツに迫る。「疲れた」「何もない」の日記が激変する通信マジック。
目次
1 日記指導は学級経営の大黒柱である
2 日記と学級通信は指名なし討論の必要条件である
3 日記と学級通信とが子どもを激変させた―子どもの事実で示す指導の奇蹟
4 日記指導から生まれた子どもの事実
5 ここを押さえれば効果倍増―日記指導のターニングポイント
6 実録長谷川の学級通信―「日常」がそのまま最高―子どもの姿を活写しよう
7 この学級通信で学級が高まった!!―公開私の学級通信
8 親も子どもも喜ぶ学級通信書き方のポイント
9 長谷川氏の学級通信集から分析する心が震える学級通信のポイント
10 価値ある日記・学級通信を生み出すためのQ&A
著者等紹介
長谷川博之[ハセガワヒロユキ]
1977年1月17日生まれ。NPO法人埼玉教育技術研究所代表理事。TOSS埼玉志士舞代表、向山一門事務局、向山型国語事務局。早稲田大学教育学部卒。専門は国語。埼玉県秩父市立高篠中学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るい
2
昨年は、何度も読み返した。読むたびに違う学びがあり、著者の圧倒的な実力と子どもの事実に涙する。できる限り追試しているが、足りないことがあるのだろう。これほどの日記を書かせることができない。それでも、実践し続ける。足りないことを少しずつ補いながら、続けていく。2015/04/19
るい
2
この本に書いてある事実には、震えた。それは私の理想であり、現実にする手立てまで想像できなかった。子どもたちは日々感じること、考えることを日記に綴る。それを学級通信に載せる。一人ひとりが「考え」を学級通信上で交流する。その中には担任、保護者も含まれる。子どもは書く力、考える力を身につけ、周囲を見るようになる。やがてはクラスのことを考え、行動していく。私もこんなクラスを作りたい。そのためにはまず、ぶれない教育観、媚びない態度をもたなければならない。まずは自分が変わらなければこの指導はできないと感じた。2012/02/19
kyu
1
心が震える学級通信が書けるようになりたいと思い、読みましたこの本を通して、生徒が日記を書きたくなるような指導のコツ。生徒が自分に自信を持つような学級通信のコツ。親の心を動かす学級通信のコツを学びました。全体を通してのキーワードは、褒める、認める、誠実、見通しだと感じました。2012/12/29
アマンダ
0
ドラマティック!リアル学園ドラマ!!2018/02/17