内容説明
本書は、若い教師向けに人権教育をベースとした子ども観や学級集団づくりなどについて、著者の実践事例を交えてまとめたものである。「わたしが愛してやまない学校や子どもたちのことを、これからよろしくね」という思いを込めた若い教師へのエール、いやラブレターである。
目次
学級集団づくりの落とし穴
教師になるということ―教師は子どもたちによって、教師にしてもらう
学級の始まり―クラス開きは教師の「自分開き」かも
教師の立ち位置―明るいところからは明るいものしか見えない
「今を生きる」ことが絡み合う生活班づくり
子どもがつながる―生活班が創る世界
子どもとの交換ノート―日記指導はがっかりすることから始まる
学級通信で紡ぐクラス―メッセージ性のある学級通信を
家庭訪問のすすめ―子どもを丸ごと理解するために
協同的学びのある授業づくり―「教室はまちがうところだ」
学級のインクルージョン―スペシャルニーズをもつ子どもとともに
不登校の子どもとともに―「わたしはいま、とぎれてつけなおすはたのとちゅう」
自尊感情とレジリエンス―自分が好き・仲間が好き
「小1プロブレム」の学級づくり
感情のワーク―エモーショナルリテラシーを育てる
怒りのコントロールと聴いてもらう心地よさ
部落問題学習に挑戦―部落史をどう教えるか?
生き方につながる人権学習を
著者等紹介
新保真紀子[シンポマキコ]
徳島に生まれる。大阪大学文学部卒業後、大阪府内の中学校教員・大阪府人権教育研究協議会事務局長・大阪市立大学や近畿大学非常勤講師等を経て、現在、神戸親和女子大学発達教育学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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