内容説明
現場は「理想論を押付けられても―」といい、大学人は「何のためにこういう授業が必要か」を考えていない、お互いの不満・不信は平行線。そんな現状を変えようと、教師の目標見直しや指導計画づくりの基礎をおさえ、グローバル社会への新しい方向を第一線研究者が提言。
目次
社会科教育の基盤
社会科の指導計画
社会科の授業づくりと評価
小学校社会科授業
中学校社会科地理授業
中学校社会科歴史授業
中学校社会科公民授業
高校の新しい社会系授業
社会科関連授業
世界の社会科授業づくり
社会科の評価
社会科の授業研究
教師の授業力向上
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toki
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社会科の授業類型についてわかりやすくまとめらている。実践例もあり参考になった。2023/07/08
読書実践家
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社会科教育についてまとめ上げられた一冊。 2021/10/28
大学院生
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社会科の授業づくりと評価に関して「問題解決」、「理解」、「説明」、「議論」、「意思決定」、「社会参加」に分類されたものが記述されている。特に「理解型」に関しては、納得できた。まず、理解の過程として①対象の認知→②自己投入(感情移入)→③追体験→④意味の把握という4つの過程をたどる。こうした授業の最大の意義は、認知的領域と情意的領域の統一的な育成が容易であることが挙げられる。2020/12/01
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