感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
15
著者の経験を基にした、高齢者への読み聞かせ読本です。参考というよりも心の支えになります。2023/10/14
てぃうり
5
お年寄りにお話をする人なら教科書になる。山根玲子さんのお人柄が伝わる。お話をする人は、誰のために読んでいるのかを考えさせられる。2024/12/22
そらこ
3
この数年、ボランティアによる高齢者へのおはなし会が行われるようになってきた。著者は2000年からはじめた先駆者。その経験を通して、お話、絵本、紙芝居、手遊びの選び方、プログラムのたて方、お年寄りと接する心構えを伝えている。失敗談も交え、喜ばれた時のことを語る。はっとさせられたのは、「ボランティアは…略…絵本を読みたくて来る」という施設スタッフの言葉。これは、子ども相手のボランティアにもいえる。読みたいから読むのは、ただの押しつけの自己満足だ。誰のためなのか考える。それが一番の基本。巻末に手遊びの紹介。2020/03/24
joyjoy
2
数分経てば、何のおはなしを聞いたのかすっかり忘れられている方も。それでも、みなで時間を共有し、同じおはなし、同じ手遊びの楽しみを分かち合う。…自分が子どもたちに絵本を読むとき、そのおはなしが子どもたちのなかに残ることを期待していたことに気づかされた。何のために？、だれのために？を忘れずに。2021/02/26
