内容説明
「計算をするときに指を使わない」という指導法にこだわらず、手遊び感覚で20までの加減ができるのが、「上原式ゆび計算」です。また、繰り返しゆび計算をしているうちに、5や10の合成分解が目で見てわかることで、暗算でできることも増えてきます。見てわかるという方法は、理解の助けになり、計算が苦手な子どもやLDの子どもたちにもお薦めです。本書は、「上原式ゆび計算」を使いながら、「マルチ算数プリント」「時計プリント」で楽しくかずの学習をしていく方法を紹介しています。
目次
第1章 上原式ゆび計算(ゆび計算とゆび体操;ゆび体操;上原式ゆび計算)
第2章 マルチ算数プリント(マルチ算数プリントとは;さいころ計算とは;計算編;枠編)
第3章 時計の学習
第4章 授業編
著者等紹介
上原淑枝[ウエハラヨシエ]
小学校教諭。ムーブメント療法士・ムーブメント教育教師。国際ムーブメント教育・療法学術センター研究員。授業づくりサークル「たまごの会」会員。「スマイル・キッズ」を主宰し、ムーブメントを中心にした地域療育を行っている。学校では、ムーブメントや手作り教材に関心をもち、授業実践の中に取り入れている。最近は、子どもたちが楽しく動きながら学べる教科学習を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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