イギリス高等教育の課題と展望

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784180054411
  • NDC分類 377.233
  • Cコード C3037

内容説明

イギリスの大学は伝統的に、その教育体系に政府の介入や影響力が少ないという特色があった。しかし、ここ20年、大学を取り巻く環境が大きく変化しつつある。本書では、イギリスの大学関係者へのインタビューをもとに大学の現状と課題を理解し、また、大学院の意義及び実態を体系的に把握することを目的としている。

目次

第1部 イギリスの大学の抱える問題(大学長の目を通したイギリスの大学;イギリスの大学を支える組織;象牙の塔に踏み入った政府;イギリスの大学の将来の展望はいかに)
第2部 イギリスの大学の未来(英国高等教育の歴史;『ロビンズ報告書』後の高等教育;サッチャー政権時代の高等教育再編過程;1988年教育改革法によりもたらされた変革;英国大学の現状と課題;大学評価)
第3部 イギリスの大学院の現状と課題(大学院の歴史的発展;大学院の制度とその構造;大学院と労働市場)

著者等紹介

秦由美子[ハダユミコ]
大阪市で生まれる。お茶の水女子大学文教育学部卒業。アメリカ大使館勤務。オックスフォード大学大学院博士課程前期修了(教育学修士・比較教育学専攻)。オックスフォード大学助手を経て、1993年より滋賀大学経済学部講師。現在同大学経済学部助教授。著書などに『変わりゆくイギリスの大学』(学文社)。『Higher Education in Japan:Perspectives on Change and Reform』(SUNY.編著)。『現代高等教育の課題と展望:21世紀のイギリスと日本』(日英高等教育シンポジウム実行委員会、編著)。『アメリカの高等教育―質的低下克服への道―』(教育開発研究所、共訳)
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