内容説明
算数の授業が10倍おもしろくなる。提示された問題に、子どもたち自身が「あれ?」という問いをもち、「なるほど!」と納得する、学び合いの場面をつくりたい。教材研究、授業構想のとっておきツール「アイディアシート」を使えば、そんな算数の授業があなたの教室でも実現します。
目次
1 「あれ?」→「なるほど!」がある問題解決授業のつくり方―3つのポイントと6つのスタンダード(「あれ?」を生み「なるほど!」を引き出す;子どもの考えを予想する ほか)
2 「アイディアシート」を生かした問題解決授業スタンダード―「あれ?」を生み、「なるほど!」を引き出す(「あれ?『その他』は2位でいいのかな?」(3年 ぼうグラフ)を例に)
3 「アイディアシート」を生かした問題解決授業づくり 実践編(あれ?たしざんかな、ひきざんかな(1年 ひきざん)
あれ?103かな、1003かな(1年 20よりおおきいかず) ほか)
4 「アイディアシート」で授業を変えよう!―さあ、新しい授業展開を構想しよう(1年「なんじなんぷん」の授業のアイディアシート例;2年「分数」の授業のアイディアシート例 ほか)
著者等紹介
礒田正美[イソダマサミ]
筑波大学教育開発国際協力研究センター准教授。博士(教育学)。北海道教育大学時代に意味と手続きによる授業理論を創設。役職等:アジア・太平洋経済協力(APEC)21カ国授業研究プロジェクト代表者。世界授業研究学会(WALS)理事。日本数学教育学会『数学教育』誌編集部長・受賞歴:文部科学大臣賞(2005)。日本書籍出版協会理事長賞:自然科学書部門(2010)。タイ・コンケン大学名誉PhD(2011)。筑波大学学長表彰:平成24年度SS評価教員(2013)
田中秀典[タナカヒデノリ]
札幌市立日新小学校長、北海道算数数学教育会副会長、日本数学教育学会代議員、初等教育研究会札幌市算数支部長
末原久史[スエハラヒサフミ]
札幌市立北光小学校教諭、北海道算数数学教育会小学校部会本部研究部副部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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