内容説明
障害のある児童生徒の学習評価に当たっては、一人一人の障害、学習状況を丁寧に把握、理解することが大切となる。本書では、平成22年に文部科学省が出した「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)」に合わせ、学習評価を行うに当たっての配慮事項及び指導要録に記載する事項の見直しの要点などについて、特別支援教育の観点から、指導要録作成のポイントや留意点を具体的に解説。また役に立つ実際の指導要録への記入例、具体的文例集を紹介している。
目次
第1章 新しい指導要領と学習評価(新学習指導要領改訂の基本的な考え方;学習評価の基本的な考え方;指導要録作成のポイントと留意点 ほか)
第2章 小・中学校特別支援教育 指導要録作成のポイントと留意点(通常の学級に在籍する特別な支援を要する児童・生徒の場合;通級による指導を受けている児童の場合;特別支援学級に在籍する児童・生徒の場合)
第3章 特別支援学校・指導要録作成のポイントと留意点(特別支援学校に在籍する児童生徒の学習評価の基本的考え方;特別支援学校に在籍する児童生徒への学習評価の工夫;特別支援学校に在籍する児童生徒の指導要録上の工夫 ほか)
著者等紹介
宮崎英憲[ミヤザキヒデノリ]
東洋大学文学部・大学院文学研究科教授。文部科学省中央教育審議会委員等を務める
池田芳和[イケダヨシカズ]
東京福祉大学教授
横倉久[ヨコクラヒサシ]
東京都立田園調布特別支援学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。