内容説明
本書は経済効果分析室が発足以来取り組んできた「政策効果分析レポート」をまとめたものである。テーマは、規制緩和がもたらした消費者メリットや労働移動の計測、雇用政策が失業率に与えた影響の検証、企業へのサーベイデータをもとにしたIT化と生産性の関係についての分析、日中韓の間の仮想的な貿易自由化の効果試算、さらには地域振興券の消費刺激効果の把握など多岐にわたっている。
目次
分析1 近年の規制改革の経済効果―利用者メリットの分析
分析2 90年代の雇用政策が失業率に与えた効果について
分析3 規制改革分野における雇用再配置の動向
分析4 IT化が生産性に与える効果について―日本版ニューエコノミーの可能性を探る
分析5 日中韓三国間の経済関係強化に向けた課題―貿易投資の現代評価と自由化の効果
付録 地域振興券の消費喚起効果等について