内容説明
環境庁水質保全局長が委嘱する海洋環境調査検討会は、わが国における海洋環境の総合的な保全のために必要となる海洋環境モニタリングのあり方について検討を行い、１９９７年１１月に「海洋環境モニタリングネットワーク構想」の推進を提言した。本指針は、海洋環境モニタリングネットワーク構想の一環として実施される海洋環境モニタリングのあるべき姿を示したものである。参考資料として、１９９９年１０月に取りまとめられた「今後の海洋環境保全のあり方に関する懇談会中間報告書」も添付してある。この中間報告は海洋経済水域の内外を視野に入れた総合的な海洋環境保全施策の方向性を示したものである。
目次
第１章 背景と目的
第２章 調査の組み立て
第３章 陸域起源の汚染を対象とした調査
第４章 投棄による汚染を対象とした調査
第５章 観測手段と観測方法
第６章 分析および測定方法
第７章 データ管理と公開
第８章 スペシメンバンキング
巻末参考資料 今後の海洋環境保全のあり方に関する懇談会中間報告書
