出版社内容情報
七歳当時、諫早から長崎の爆心地を遠望し終戦を迎えた芥川賞作家が、戦後続々と刊行された有名無名兵士の戦記を読み、戦争を問う。
芥川賞作家が読み解く有名無名の戦記たち
七歳当時、諫早から長崎の爆心地を遠望し終戦を迎えた芥川賞作家が、戦後続々と刊行された有名無名兵士の戦記を読み、戦争を問う。
内容説明
「文学の域にまで高められていないという理由で軽んじられ話題にもならず忘れ去られた書物の一群がある。私がとりあげるのはそのような本である」。自費出版、パンフレット類を含め五百冊を超える戦記を蒐集、読破した芥川賞作家。無名兵士たちが綴った言葉の数量と戦場の真実。
目次
敗者が得たもの
虚実
さすらう兵士たち
巨大な陰惨
生者と死者と
河辺の無名兵士たち
海の光
勝利者と敗者と
栄光
象徴〔ほか〕
著者等紹介
野呂邦暢[ノロクニノブ]
1937(昭和12)年‐1980(昭和55)年。長崎市生まれ。長崎県立諌早高等学校を卒業後、いくつかの仕事を経て、1957(昭和32)年、佐世保陸上自衛隊相浦第八教育隊に入隊。翌年、北海道陸上自衛隊にて除隊。1965(昭和40)年、「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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