文春文庫
平成狸合戦ぽんぽこ―総天然色漫画映画

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784168120077
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0195

出版社内容情報

94年の邦画・配給収入トップを記録した「ぽんぽこ」。池澤夏樹、似鳥鶏らが作品の魅力を解き明かしつつスタッフの回顧録も収録!

タヌキだってがんばってるんだよォ

94年の邦画・配給収入トップを記録した「ぽんぽこ」。池澤夏樹、似鳥鶏らが作品の魅力を解き明かしつつスタッフの回顧録も収録!

内容説明

1994年に公開され、邦画ナンバーワンのヒットとなった「ぽんぽこ」。制作スタッフへの新規インタビューやオリジナルのイメージボード集、今は亡き古今亭志ん朝をはじめとする豪華な声の演者たちのコメントを収録。さらに人気作家のエッセイから日本最初の妖怪博士による作品世界の読み解きまで、ぽんぽこの世界をご堪能ください。

目次

多摩丘陵の狸たちは敗れたが…
1 映画『平成狸合戦ぽんぽこ』誕生(スタジオジブリ物語『平成狸合戦ぽんぽこ』と撮影部の発足;「俺が豚をやったんだから、高畑さんには狸をやってもらおう」すべては宮崎駿の一言から始まった。;当世タヌキの事情(演出ノートより) ほか)
2 『平成狸合戦ぽんぽこ』の制作現場(高畑勲『平成狸合戦ぽんぽこ』の演出を語る;百瀬義行新規インタビュー「絵を描いている僕らもタヌキのようなものだった」;イメージボード集・壱 百瀬義行篇 ほか)
3 作品の背景を読み解く(野生のフマジメ;多摩丘陵のタヌキを追いかけて;面白うて、やがて悲しき… ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

44
再読しました。 巻頭に小松先生の妖怪学が、載っていますが、 改めて読むと「狸」「妖怪」「自然」と様々な切り口に ワクワクしてしまいました。 ええかげんな筈の自然界から、何故か進化してしまった きちっとしている人間に振り回されてしまった 自然界が、災難でしたね 2023/08/23

はるき

12
 子供の時家族で映画館で見ました。個人的にジブリ映画で一番笑えるのはこれ。問題提起してるんですが、可笑しみが勝る。2023/03/29

ジブる

12
これ、あんまり観た人いないけど、 結構内容深くて好き。 ぽんぽこー2022/03/25

亮さん

11
俺は豚を作った。だからお前は狸を作れ。すごいなぁ。前読んだジプリのの教科書にも載ってたけどジプリ関係者と井上ひさしってかなり仲良いんだなぁ。2017/01/01

スプリント

10
ジブリ作品では地味な存在ですがお気に入りの映画の一つです。制作裏事情を読むと宮﨑駿監督の狂気が垣間見えます。プレレコという収録方法があることを本書で初めて知りました。 他の方の感想にもありますが上々颱風が歌う「いつでも誰かが」が私も好きです。2015/05/31

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